Marketing Cloud Nextのセグメントとは?作成方法と活用例を初心者向けに解説

Marketing Cloud Nextでメール配信を行う際、「特定の条件に当てはまる顧客だけにメールを送りたい」「顧客の属性や行動に合わせて配信対象を分けたい」と考えることはないでしょうか。

こうした配信対象者の抽出に利用するのが「セグメント」です。

Marketing Cloud Nextでは、Salesforce CRMやData 360の顧客データを活用して、条件に合致する顧客を抽出し、マーケティング施策に利用できます。

本記事では、セグメントの基本的な仕組みや作成方法、具体的な活用例について初心者向けに解説します。

1. Marketing Cloud Nextのセグメントとは?

セグメントとは、顧客データの中から、特定の条件に合致する顧客を抽出したグループのことです。

例えば、Salesforce CRMに登録されている顧客の中から、次のような条件で対象者を抽出できます。

  • 東京都に住んでいる顧客
  • 特定の商品やサービスに興味がある顧客
  • 過去にイベントへ参加した顧客
  • 特定の条件に合致する取引先責任者
  • 指定した条件を満たす見込み顧客

このように、顧客全体を一律に扱うのではなく、属性や行動などの条件に応じて分類することで、対象者に合わせたマーケティング施策を実施しやすくなります。

2. セグメントを利用するメリット

① 配信対象者を絞り込める

すべての顧客に同じメールを送信するのではなく、特定の条件に当てはまる顧客だけを配信対象にできます。

例えば、東京都に住んでいる顧客向けに開催するイベントであれば、地域情報を利用して対象者を絞り込むことができます。

② 顧客に合わせた情報を届けられる

顧客の興味や関心、過去の行動などを条件に利用することで、顧客に関連性の高い情報を届けやすくなります。

例えば、特定の製品に興味を示した顧客に、その製品に関する情報を案内するといった活用が考えられます。

③ マーケティング施策を効率化できる

配信対象者を条件に基づいて抽出することで、対象者を手作業で選定する負担を軽減できます。

また、データの更新状況やセグメントの設定に応じて対象者を再評価することで、顧客情報の変化をマーケティング施策に反映できます。

3. Marketing Cloud Nextのセグメント作成方法

Marketing Cloud Nextでは、利用する画面や目的に応じて、複数の方法でセグメントを作成・利用できます。

① 条件を指定してセグメントを作成する

顧客データの項目を利用して、配信対象となる条件を設定する方法です。

例えば、顧客の所在地や属性などを条件として指定できます。

複数の条件を組み合わせることで、より細かな対象者の抽出も可能です。

② Salesforceのキャンペーンから対象者を設定する

Marketing Cloud Nextでは、Salesforceのキャンペーンを利用したマーケティング施策を実施できます。

キャンペーンに関連する機能から配信対象者を設定することで、Salesforce CRMのデータを活用したメール配信につなげることができます。

具体的な操作方法や利用できる条件は、使用する機能や環境によって異なります。

③ 既存のセグメントを活用する

すでに作成されているセグメントを、別のマーケティング施策で活用することもできます。

例えば、特定の顧客グループを対象としたセグメントを用意しておくことで、複数のメール配信やキャンペーンで利用できます。

ただし、利用する機能によって既存セグメントの選択方法や利用条件が異なる場合があります。

4. セグメントの具体的な活用例

活用例① 地域別のイベント案内

地域ごとに開催するセミナーやイベントの案内に活用できます。

例えば、顧客の所在地を条件として、関東地方の顧客だけに東京開催のイベントを案内するといった施策が考えられます。

活用例② 顧客の興味に合わせた情報提供

特定の商品やサービスに興味を持っている顧客に、関連する情報を届けるために活用できます。

例えば、過去の問い合わせ内容や登録されている関心分野などを条件にして、対象者を抽出できます。

活用例③ 既存顧客向けのフォローアップ

すでにサービスを利用している顧客を対象に、活用方法や新機能などを案内できます。

例えば、契約しているサービスや利用状況などを条件として、対象者に適した情報を配信することが考えられます。

5. セグメント作成時に注意したいポイント

① 必要な顧客データが準備されているか

セグメントで利用する条件は、Salesforce CRMやData 360に登録されているデータをもとに設定します。

そのため、抽出条件に利用したい項目やデータが正しく準備されていることが重要です。

② 条件の組み合わせが適切か

複数の条件を組み合わせる場合、AND条件とOR条件の違いに注意が必要です。

例えば、「東京都に住んでいる」かつ「特定の商品に興味がある」という条件と、「東京都に住んでいる」または「特定の商品に興味がある」という条件では、抽出される対象者が異なります。

③ 抽出結果を確認する

セグメントの条件を設定したら、意図した顧客が抽出されているか確認しましょう。

また、セグメントの対象者数と実際にメールを送信できる対象者数は、配信同意やメールアドレスの状態などによって異なる場合があります。

6. Marketing Cloud Nextのセグメントを動画で学ぶ

Marketing Cloud Nextのセグメントについて、実際の画面を見ながら学びたい方には、動画での学習がおすすめです。

株式会社シーアールエムコネクトが運営する「MCN Learning Community」では、Marketing Cloud Nextのセグメントの概要や活用方法について、無料の学習コンテンツを公開しています。

セグメントの基本的な考え方や設定方法を知りたい方は、ぜひご活用ください。

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まとめ

Marketing Cloud Nextのセグメントは、顧客データの中から特定の条件に合致する対象者を抽出し、マーケティング施策に活用するための機能です。

顧客の属性や興味・関心などに応じて対象者を分けることで、より関連性の高い情報を届けやすくなります。

セグメントを効果的に活用するためには、顧客データの準備や抽出条件の設定、対象者の確認が重要です。

まずはシンプルな条件からセグメントを作成し、目的に応じて活用範囲を広げていくことをおすすめします。

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